風邪をひきました。



仕事で会社泊まりが続いていた夫からもらった風邪です。
(っていうか、夫は私だけでなくあちこちで風邪をばらまいてきたようです)。



最初の数日はたいしたことなかったのですが、徐々に喉の痛みと咳が激しくなり、わずかながら関節の痛みと熱も出てきました。あまりに咳をしすぎて背筋が痛くなったほどです。



そんな感じで3日ぐらい寝たり起きたりしていました。



そして今朝。



目覚める数分前、リベラの歌う「彼方の光」が頭の中を何度もリピートしていました。とても清らかなメロディです。



窓を開けてみました。昨夜の暴風雨は終わっていました。まだ曇っているけれど、空気がいつもより澄んでいるような感じがしました。



咳もかなりおさまって、胸の辛さがとれていました。なんというか、体内の毒が咳とともにどこかへ飛んでいってしまったような気分です。



さっそく、リベラの曲を部屋中に流してみました。



なぜでしょう。今日はどうしてか、すべてが生まれ変わったような、清々しい、特別な朝のようです。



昨夜、「The Day After Tomorrow」という映画をテレビでみたせいでしょうか。地球温暖化によって地球に気候が急速に変わり、北半球が一夜にして氷河期になってしまう物語です。そんな地球の様子を宇宙から眺めていた宇宙飛行士が、ラストのシーンでこうつぶやいたのが印象的でした。



「見ろよ、こんなに空気の澄んだ地球なんて、今まで見たことがない」。



毎日を、こんな気持ちで迎えられたらいいのになあ。



今日はなるべく、この清々しさに浸っていたいと思います。