ここのところ引きこもりに近い生活を送っていたせいなのか、それともこの不安定な陽気のせいなのか、どうも最近、過去の嫌な記憶ばかり思い出すようになっていました。夢のなかでその記憶がよみがえり、泣きながら目覚めることもありました。
外の天気とは裏腹に、特に昨日の私のこころは大きく荒れ模様。そんななかふと、過去の自分に手紙を書いてみようと思い立ちました。
私を責めたあの人に、本当は言ってほしかった言葉。
自分ではどうしようもできなった、愛する人との別れ。
粗末な扱いに抵抗できなかった自分の弱さ。
思うままに綴るうちに記憶がとめどなく溢れて、涙がたくさんこぼれました。耐え切れなくなって、夫にすがって泣きました。
泣きやんで少し落ち着いた頃、辛い思い出たちが私に向かって、「ごめんなさい」と謝ってくれたような気がしました。その姿をイメージのなかで見たとき、こんな気持ちが湧き上がりました。
謝ってくれるのは嬉しいけれど、でも私の過去は戻らない。苦しんだ日々を逆戻りしてやり直すことはできない。辛いけれど、後悔もいっぱいあるけど、嘆いているだけでは始まらないことに、今やっと気づいたよ。
そして手紙の最後にこうしめくくりました。
過去の大嫌いな私へ。
あんなに頑張ってきたのに、嫌ったり責めたりしてごめんね。あなたが悪いわけじゃなかったのに、あなたはただ一生懸命だったのに、それをわかってあげられなくてごめんね。
過去の頑張った私へ。
あの辛い状況の中で、よく頑張ったね。よく命をつないだね。愛と自信をありがとう。支えてくれてありがとう。
自然に出てきたこの言葉をしっかりと胸におさめた瞬間、心のざわめきがおさまり、穏やかな気持ちになることができました。
未来の私へ。
これからもよろしくね!
コメント
コメント一覧 (4)
当時の自分のわだかまりを叫ぶことで発散して、自分を認めてあげる、というセッションです。一種の解放作業です。
ただ、正当なトレーナーの基にやらないと、過去の嫌だったことがフラッシュバックしてくるので、自分の過去に潰されることがあります。とても、危険な行為です。(実際、私と同じセミナーの人は、セミナー修了後に1人自殺しているし。)
そこそっこ先生は、心理学を学んでいるから安全な領域で実施されたものと思いますが、それでも泣き出しちゃいましたね。(私も泣きながら叫んでましたが。)
ただ、うまく解放できたようで、良かったです。
過去のわだかまりが解放されると、自分が拡がります。自分のできないと思っていたことが解放されるので、なんでもできる自分へと近づきます。
目指せ!なんでもできる自分!
解放作業の危険性について重要なコメントをありがとうございました。
過去の自分に手紙を書こうと思いついたのは、多分、以前に同じようなワークを行なったことがあったからだと思います。でもそのときはうまくいきませんでした。
にゃーさんのおっしゃるとおりで、フラッシュバックが激しくて、とても向き合い切れないのです。
今回の場合、これまでも何度か過去と向き合ったことがあったので免疫がある程度できていた、夫がそばにいてくれたことで安全が確保されていた、などの理由でうまくいったような気がします。これが一人だったらやはり潰れていたかも。受け皿になってくれる人が身近にいないときはやらないほうがいいって私も思いました。
かなり解放された感覚があります。まさに「なんでもできるかも」という気持ちです。・・・というより、「何でもしていいよ」という許可証をいただいたような気持ちかな。
タイミングも良かったのかもしれません。セミナーなどで「さあ手紙を書きましょう」と無理やり書かされたのではなく、「書いてみたい」と心の底から思ったこと自体、すでに解放される準備がきていたのかもしれません。
それでも涙滝流れでした^^;。でもだからこそ解放されたのでしょうね。
辛い過去達が謝ってくれたなんてお幸せよ。
そしてその過去を克服して今のそこそっこ様がいらっしゃるのですから。
優しいご主人様のお誕生日も忘れなかったし(^.^)
ソーキチ君も頭の良さを証明したわけですし。
今が幸せだから過去の悲しみがよみがえったりも。今が不幸せなら過去を振り返る余裕もないでしょう。
私なんて今でも頑固な亭主の言動に、口惜しくて唇を噛む事もありますよ。
過去の思い出がとても重荷になっていましたが、過去さんたちが謝ってくれたおかげで、重荷がおりたような気がしています。
解放作業につきあってくれた主人に感謝です。来年も誕生日を忘れないようにしなくちゃ、それこそ恩知らずになっちゃう(笑)。