いやもうビビリまくり、焦りまくりでした[E:coldsweats02]。



これまでも蓋をした浴槽に登って寝てることは良くあったのですが、蓋を外した浴槽に登るなんて、長い同居生活で1回しか知りません。しかもそれも何年も前の話し。夫が見ている目の前で登り、でも縁で立ち止まることができたため、足の先っぽがちょっと湯に浸かっただけですみました。それ以降、蓋のあいた浴槽に登ることはなかったんです。



だからまさかこんなことになるなんて・・・。



うちのお風呂はかなり旧式で、湯沸かし器はニンゲンの手で止めるタイプのもの。ちょっと油断するとすぐに五右衛門風呂になっていまいます。



その日も少しだけ熱めに沸かしてしまったので、自然に冷まそうと蓋を少し開けたままお風呂場を出ました。



「ソーキチはどこ?」とテレビを見ていた夫に聞いたとたん、



ばっしゃーんっ[E:typhoon]



と水の音が!



私がお風呂場に駆けつけると(ダンナは腰痛で素早く動けない)、ソーキチが浴槽の中で手足をばたつかせているではありませんかっ! 私は夫に聞こえるように叫びました。



「ソーキチが落ちたあああっ!!」



叫ぶのと同時に拾い上げました[E:sweat01]。発見が早かったので溺れてはいなかったのですが、パニックになったソーキチは、私の手を振り払ってびしょびしょのまま奥の部屋に逃げてしまいました。



お湯の温度は45度ぐらい。ソーキチの体がちょっと熱いです。夫がバスタオルを水でヒタヒタに濡らし、体にかけました。パニックがおさまった本猫は、ゴロゴロと喉をならし始めました。すぐに熱は冷えて、今度は一生懸命に身体を舐めています。冷えて風邪をひくといけないので、ストーブの前へ連れて行きました(ドライヤーはソーキチが大嫌いなので)。



夜もふけていましたが、念のためかかりつけの獣医さんに電話で状況を伝え指示を仰いだところ、浸かっていた時間が短かったし、元気があるようなので経過観察してくださいとのこと。毛の少ないお腹の皮膚が赤くなってきたら火傷の証拠。連れてきてくださいといわれました。



ソーキチを拾い上げるとき、私も同じ温度のお湯に手を突っ込みましたが、火傷にもならずまったく平気なので、ソーキチも大丈夫でしょう。お腹にも変化はありません。でも来週早々に血糖値の測定で通院するので、ついでに診てもらうつもりです。



長い入院生活で、キケンなことを忘れちゃったのかしら。



油断なりません。たとえお湯をわかしすぎても、今度からはしっかり蓋を閉めることにします。