なのに私は、友人とランチの約束を入れてしまいました
10日が月命日だと思い込んでいたんです。さすが、記念日や誕生日にうといそこそっこ
午前中にいつもより豪華な花を買って遺骨の横に飾り、 「出かけちゃっうけどごめんね。行ってくるね。お留守番よろしく」と、生前と同じように声をかけて出かけました。
月命日の5日ほど前、素敵なプレゼントが届きました。
送り状に「フォトフレーム」と書いてあったのですが、開けてびっくり。まさか、すでにソーキチの姿が入っているなんて!
OrangeCafeさんからいただきました。(OrangCafeさんとのつながりはこちらとこちらとこちら)
久しぶりに涙が出ました。水墨画がといいこのフォトフレームといい、たくさんの愛をいただいて、ソーキチは幸せ者(猫)です。
ちなみに、OrangeCafeさんは素敵なドームベッドを手作りされています。実はこのベッド、ものすごく欲しかったんです。でも、ベッドが快適すぎるとソーキチがお布団の中に入ってこなくなりそうで、とうとう注文できませんでした。
そして、最後までソーキチのお守りになっていたイフは、いまでは私が身に付けています。
最近では泣くことも少なくなってきました。ソーキチがかたわらにいない寂しさにも慣れてきました。
毎日のように若い頃の写真や動画は眺めていますが、最後の数ヶ月は本当に体が辛そうだったので、いまはあの頃のように元気いっぱい走り回っているのだろうと思うと、ああ、あのタイミングで逝けてよかったんだなと、自然と笑みがこぼれるようになりました。
夫がこんな風に言っていました。
変わりないように思える日々でも同じ日は一日たりともないように、ソーキチと過ごした日々は毎日がその時しか会えないソーキチだった。そしてその終わりを迎える瞬間まで常に新しいソーキチであり続けた。今でさえソーキチは新しい世界で新しいソーキチでありつづけるだろうね。
古い肉体を脱ぎ捨てて、新しいソーキチになったソーキチ。虹の橋のたもとのお花畑で、野良時代の仲間たちとはしゃぎながら、私たちがそこへたどり着く日を待っていてくれるのでしょう。
この1か月に、こんな本も
読んでみました。
哀しみが思い出に変わりつつある月命日でした。

↑イフを身に着けたソーキチ。
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