久しぶりの更新です。
何年ぶりかに週5日フルタイムの仕事をしてきました。昨日で終わったのですが、体力はギリギリでした。毎日お仕事を頑張っている方を、心から尊敬した一週間でした。
さてさて、週末は劇団四季の「キャッツ」を見に行ってきました!
予約をとったのは半年以上も前。すごい人気で良い席のチケットはなかなか取れません。友人の協力をあおいで、ついに回転席を手に入れました。
今月は義姉の誕生日でもあったので、お祝いも兼ねて、家族で行きました。
中に入ってまず舞台装置にビックリ。円形劇場の内部そのものが舞台になっているのです。客席全体が野良猫たちの住処。こんな風になっています。サイトから舞台の動画が観れますよ~。
ゴミ溜めの中に生きる猫たちが主人公。ゴミのスリッパも洗剤の容器もヤカンも、全部大きめに作られていました。ソーキチの目線でスリッパやヤカンを見ると、こんなに大きく見えるのですね。
猫たちが踊り、歌います。小さな劇場なので、まさに目の前で踊ります。のっけからタップの群舞。自然に拍手がこぼれます。特に黒白猫ミストフェリーズの踊りが迫力満点! 満場の拍手でした。バレエの振り付けの知識がないので、文章で表現し切れません。
最近の四季は、韓国・中国人の役者がかなり多いです。ミストフェリーズを演じたダンサーも中国の人でした。アクロバット的な動きの切れのよさはさすが本場中国で鍛えただけありました。
猫たちは神出鬼没。客席からいきなり現れたりします。私たちは通路側の席だったので、いつのまにか隣に猫が来ててじっと見つめられたり^^;。
私の一番の楽しみは、グリザベラの歌う「メモリー」でした。
キャッツを生で観るのは初めてですが、有名なこのナンバーはもちろん知っていて、来年の歌の発表会はこれを歌いたいと思っていました。
そして最後のほう、とうとうグリザベラの奏でるメモリーが場内に響きます。
涙がこぼれました・・・・
グリザベラってほとんど出番がないんです。踊りもまったくといっていいほど、ない。最後のクライマックスシーンで1曲をフルコーラスで歌うのみ。それなのにこんなに心を打つなんて・・・。夫も、涙が出そうになったとあとで言っていました。
ああ、あんな風に歌ってみたいなあ・・・・。
フィナーレで猫たちが客席を回って握手してくれるんですよ。小劇場ならではのサプライズです! 私たちとは、ラム・ラム・タガーというプレイボーイ猫が握手してくれました、へへへっ。
ちなみにこの猫、自分のダンスシーンのときに、観客の女の子を無理やり引っ張って舞台に上がらせ、一緒に踊ったりするのです。女の子はビックリ。何がなんだかわからないまま振り回されて(踊って)いました。まったくプレイボーイですね~!
講演終了後、義姉も義母も開口一番、「おもしろかった!」
特に義姉はバレエやフラメンコを習っているので、このダンス・ミュージックを存分に楽しんでもらえたようです。
今、都合により歌のレッスンをお休みしているのですが、春になったらまた完全復活して、絶対メモリーを歌おう!
と、決心した一日でもありました。