桜の花の咲くころに。。。

桜が咲く時期に生まれました。愛猫のこと、旅行記、その他いろいろ記録。 ※別のブログから引っ越ししたので、リンク先が正確でない過去記事がありますがご了承ください。

2007年03月

ソーキチにガンが見つかりました。



ここ2ヶ月、急に体重が落ちてきました。食事の内容が少し変わったせいかと思い、量を増やして少し様子をみたのですが、やはり減っていきます。おかしいと思って、今日病院に連れて行きました。



検査の結果、片方の腎臓に腫瘍があって、すでにそちらの腎臓は機能してないとのことでした。



でもソーキチの見た目はいつもと変わらず元気で食欲もあり、体重の減り以外はまったく変化がありませんでした。血液検査等の数値も、健康な状態を示していて、体重の減りとドクターの触診で異常がわかったのです。



というのも、もう片方の腎臓が、ダメになった方の分もしっかり働いてくれているから、ソーキチは元気なのです。ただ、ガン細胞が食事の栄養を吸い取ってしまって、十分な栄養がソーキチの身体に行き渡っていなかったため、痩せていったのです。



これ以上ガンが広がらないよう、ダメになったほうの腎臓の摘出手術をすすめられました。



片方の腎臓を取ってしまっても、この調子でもう片方がしっかり働いてくれれば、これまでと変わらない生活を送れる。今が最大のチャンスだそうです。この時期を逃したら、あとは広がるを待つしかないそうです。2ヶ月ほどで、残りの腎臓にも広がるとのことです。



そのようなドクターの説明を聞いて、夫と私は、迷わず手術をしてもらうことに決めました。



あとは開腹次第です。



もし万が一、血液中にがん細胞が広がっていたらアウトです。
(これは開腹してみないとわからないそうです)。



手術中に何が起こるかもわかりません。



ソーキチは今、私の隣でいつも通り身体を舐めたり、ご飯を欲しがってないたりしています。でも今日はご飯もお水もあげられないの。だって手術は明日なんだもの・・・。一日でも早いほうがいいし、明日なら夫も仕事が休みなので、一緒についてあげられます。



今日はソーキチをたくさん抱っこして、たくさんなでてあげたいと思います。でも、本当にソーキチの様子はいつもと変わらないので、私には今ひとつ実感が湧きません・・・。



どうか手術が成功しますように!!










今月は夫の父の命日でもあります。先日の春彼岸、お墓参りに行って来ました。



墓地は春になると桜が一面に咲き誇る場所で有名です。当初、彼岸には桜が開花するとの予想を聞いていましたから、お彼岸にお花見ができるねと、義姉と喜んでいました。



しかし当然ながら自然は人間の思い通りになってくれません。開花予想はずれこみ、当日の桜はまだ小さなつぼみ。それでも外は快晴。梅の木の下、やわらなかな春の日差しの下で、義母の手作りのおいなりさんと手巻き寿司のお弁当をいただきました。



彼岸が訪れるたびに義父のことを思い出します。そういえば、Mental Circus時代にも同じタイトルの記事を書いたことがありました。あのころのことを思い出しつつ、今日はその記事を再掲したいと思います。





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2005年9月24日 掲載



お彼岸の昨日は、みんなで義父のお墓参り。



墓地にはたくさんの人が来ていた。久しぶりに日差しの強い午後だったので、汗をかきながらお墓をきれいにした(といっても、ほとんど義母と義姉が頑張っていたのだが)。



義父の病が発覚したのは私たちの結婚前。私の実家へ、遠路はるばる婚約のあいさつに来てくれたすぐあとだった。検査入院に引き続きすぐ闘病生活に入った。結婚式を延ばすことも検討したが、式への参列が闘病の励みになると考え、予定通りに執り行った。義父は病院から外泊許可をもらっての参列だった。



余命は病気の発見とともに本人へ告知されていた。義父は、少なくとも私の目から見る限り気丈に振舞っていた。葬式はこうしろ、親戚への連絡先はこれと、家族のなかでは自分のほかに唯一の男である息子へ細かく指示していた。さらに、自らの意志で尊厳死協会に入会し、辛い延命措置をきっぱりと拒否した。



その義父の姿は、息子である私の夫のこころに深い思いを残したようだった。葬儀の挨拶で夫は言った。「男はこうであるべきだという姿を、最後に父が見せてくれたような気がしています」と。



闘病中、一度だけ私の両親が田舎から見舞いに来た。それまで私は両親の見舞いをずっと拒んでいた。遠いところからわざわざ訪ねに来るなんて、いよいよ自分はダメなのではないか――という気持ちを義父に持たせたくなかったからだ。



しかしある日、母から「昨夜、夢にお義父さんが出てきた。白い顔をして、何かを訴えていたみたい」という電話があった。母のカンはいつも鋭い。私はとうとう答えた。「わかった。お互い、後悔がないようにしたほうがいいよね」。



義父本人にはもちろん、義母にも余計な気を使わせたくなかったので、お忍びでの訪問となった。だから私の両親が病室に現れたとき、義父はとても驚いた顔をして、けれども私の両親と固く握手を交わし、こう言った。「こんなことになってしまって・・・息子を、家族を、よろしくお願いします」。最後の声は聞き取れないほど小さくなっていた。義父は泣いていたのだ。



夫を義父の元に残し、私と両親は病室を出た。エレベータに乗った途端、我慢していた涙が私の目からこぼれ落ちた。父がつぶやいた。「お義父さん、自分でわかっているだけに辛いよな」。私は言った。「お義父さんが泣いたの、初めて見た」。母の目からも涙があふれていた。



病気を告知された一年後の同じ日、義父はこの世を去った。



競馬が好きな人だった。歩けなくなったあとも、競馬新聞を自分の足で買いに行くと言い張り妻や息子を困らせていた。私は少しでも義父の慰めになればと、競走馬のぬいぐるみのキーホルダーを買って届けた。キーホルダーは亡くなるその瞬間まで、病室の棚の取っ手にぶら下げられていた。



当時はお墓の用意がなかったので、市営墓地への当選が決まったときは家族みんなで喜んだ。義父が生前、「俺、ここに入りたいなあ」と言っていた場所でもあった。緑が多く、春には桜並木が見事な花を咲かせる。良心的な石屋さんにも巡り会えた。墓地を見学に行ったとき、夫がたまたま声をかけた石屋さんだった。すべては義父が導いてくれたのかもしれない。



お墓の前で手を合わせ、私はこころの中でお願いした。「お義父さん、夫を、あなたの息子を守ってください」。



義父の強さは、夫のなかに確実に宿っている。少なくとも私はそう信じている。



※この記事へのコメントは受け付けいたしません。


お友達と二人で、洋楽カラオケバーにデビューを果たしてきました!

オールディーズ好きの友人が見つけてきたそのバーでは、週末になると「テーマ」が決められます。その日のテーマは「Jazz」。ジャズ路線の歌を歌いましょうということですね(「ジャズしばり」とみなさん呼んでました)。



う~ん。そこそっこ、ジャズはまったく歌えません(実は曲もよくわからない)。困りました。

しかしマスターが、ミュージカルナンバーでもOKと快く言ってくださいましたので、さっそくリストをめくると・・・。

ミュージカルいっぱい!(◎o◎)!

最近は通信カラオケでもミュージカルがかなり増えましたが、英語版にはなかなかお目にかかれません。しかも昔のも今のも、メジャーなのもマイナーなのも揃ってます。

ボイストレーニングでも歌わないような曲をたくさん歌ってきちゃいました。

そこそっこ、歌うのは好きですが、うまいとは思わない。昨年の発表会のときはダンナに批判されたし。 (←ちょっとトラウマになってるかも・・・)

だから知らない人の前で歌うのは恥ずかしかったのですが、 他のお客さんたちが盛り上げてくださったので、気持ちよく歌えました♪。

カラオケボックスに行ったときは、たいていポップスを歌います。ミュージカルを歌うとどうしても浮いてしまうのです。

でも今日は全然平気。きっとお店とお客さんの雰囲気のせいですね。何を歌っても受け入れてくれる安心感がありました。

盛り上がること5時間。
あっという間の5時間でした。

常連さんが集まるお店らしくて、初来店の私たちは歌の合間に自己紹介をしました。その日のお客さんは15人くらいで、全員が一緒になって盛り上がっていました。本当に純粋に歌うことを楽しみたい人が集まっている感じ。こんなバーは初めてです。



新しいお友達もできました。また行きたい~~♪♪


テレビにかじりついて見てしまいました、今日の胴体着陸。見事な操縦に、こちらも思わず拍手していました。



そして今日の夕刊に載っていた乗客のコメントの数々。



「機長が、『訓練してますから大丈夫です』と言ってくれたので冷静になれた」
「機長が着陸5分前、2分前、1分前とアナウンスしてくれて安心できた」



あの操縦に加えこのような話しを聞くと、プロの磨きぬかれた技を見たときのように目頭が熱くなります。



今日の飛行機がプロペラ機だったのを見て、ふと鹿児島空港から屋久島へ飛んだときのことを思い出しました。



もしかして、屋久島行きのプロペラ機もボンバルディア・・・??



私たちの乗ったプロペラ機はDASH8-400(くりにゃーさんが写真から機種を割り出してくださってました)。で、さっそくこの機種をネットで調べると・・・。



やっぱりボンバルディア(*_*;



・・・・・・・神さま、ありがとうございました。



大事故にならず、みなさん無事でよかったです。
こういう危険がないように、事前の点検はちゃんとしてください!(-"-)


雨上がりの川崎大師です。



070311_16250001 川崎市民なのに、実は初めて訪れました。



 けっこう大きなお寺なのですね。駅を降りてすぐに長い表参道があって、さらに仲見世通りを抜けてやっと境内です。



070311_16330001  五重の塔。立派です。



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雨あがりの夕暮れだったせいか、出店はほとんど閉まっていました。もつ煮込み食べたかったなあ・・・。



クロネコちゃんがたそがれてます。



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人懐っこいネコちゃんで、呼んだら足元にやってきました。でもカメラ目線は苦手みたい。





表参道や仲見世にはお店がたくさん並んでいました。のどあめ、おせんべいなんかが有名なんですね。おせんべいや飴の実演もやってました。



実家の母の誕生日なので、お守り、飴、おまんじゅうなどを買って、表参道にあった宅配便営業店から発送しました。



雨上がりの清々しい夕暮れでした。




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