6月の舞台「かもめ」についてやっと書こうと思います。今更とおっしゃらず、どうかお付き合いください。(チケット取得までの経緯はこちらで)。



赤坂ACTシアター赤坂サカスにあります。TBSの劇場といってもいいのでしょうか。最近できたばかりで、こけら落としは宮本亜門演出の「トゥーランドット」だったそうです。



080628_17240001 開場するとさっそく人波が。
「女性客ばっかだなあ」と夫。しかも割りと年配の方が多い。「かもめ」は作品そのものが有名な古典ですから、これまでもたくさんの役者さんが演じています。色々な「かもめ」を見比べて楽しんでいる方が多いのかもしれません。



劇場は満席。2階席まである大きな劇場でストレートプレイを見るのは初めてかも・・・。



そしていよいよ開幕です。



昔々、別の役者さんたちが演じる「かもめ」を観たことがありますが、そのときよりも数倍も面白かった今回の舞台。



何が違うのだろう。



新訳を採用、役者の違い、舞台装置の違い、色々と違うところはあると思います。



でも一番大きいのは、見る側である私自身の゙内面"の変化なのです。



「かもめ」は今から100年以上も前に書かれた古典であり、そのテーマは希望と絶望、生と死を扱ってかなり哲学的。ストーリーそのものより、登場人物の内面の葛藤をえぐり出した作品です。



若い頃にはこのテーマが退屈で難解でした。ところが十年以上を経て改めてこの芝居を観ると、このテーマがすごく深くて面白いっ!



いや私もそれなりに年齢と経験を重ねてきたってことですね~
漠然と歳をとってきたわけじゃないってことがわかって、ちょっと安心しました。



年齢と経験、これは演じる側にも影響するようです。



チエーホフの作品はセリフが長いので、役者はときに言い回しで精一杯な状態になりがち。



しかし、鹿賀丈史・麻美れいコンビのお芝居はさすが。あの長いセリフをリズミカルに見事に語り、大人の妖艶な雰囲気さえもを十分にかもし出していました。



一方で藤原竜也・美波の若いコンビ。決してヘタではないんですよ。でもやはり「深み」は上の両氏にはかなわない。でもそれは恐らく、これまで積み重ねてきたものの違いなのでしょう。今後を大いに期待したい二人です。



ちなみに私たちの席は1階、比較的前列のど真ん中。カーテンコールで、藤原竜也くんが私の真正面に・・・[E:heart02](夫の心の声:「チケットを取ったのは誰だ?[E:gawk]」)



さて、観劇を終えて、ほくほく気分で夕食。
といっても、ソーキチの注射の時間が迫っているので、手早くおいしくラーメンといきますか。ラーメン屋さんはいずこに?



赤坂サカスの道端にある案内板、すごく便利ですよ。色々なお店がタッチパネルで検索できるのです。地図まで出してくれちゃう。(コレと同じものかな?)



私たちのお気に入りのやすべえがありました。ラッキー[E:note]