桜の花の咲くころに。。。

桜が咲く時期に生まれました。愛猫のこと、旅行記、その他いろいろ記録。 ※別のブログから引っ越ししたので、リンク先が正確でない過去記事がありますがご了承ください。

カテゴリ: 旅:日本西遊記

家のドアを開ける前に、少し計画を練りました。



ソーキチがシャーっと怒って出迎えるのは、大きな荷物を抱えているからじゃなかろうか。それならば今回は、荷物を置いて入ってみよう。



玄関の外に荷物を置いて、まず私がドアを開けました。中扉の奥から、ソーキチの泣き声が聞えてきます。



「ただいま~!」努めて明るい声で言いながら扉を開けました。



・・・・・が。



シャーッツ!!!



やはり怒られてしまいました・・・・。



でも、すぐに相手が私だと認識したようで、怒り声は甘え声に変わってゆきました。



留守番中のソーキチの姿を、シッターさんが写メールしてくれました。



060808_1200001 「化け猫ソーキチ」と呼んでいる写真です。食欲旺盛です。
 旅の途中で何度もこの写真を開いて、夫と二人でこの顔に大笑いしました。



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 シッターさんの足に絡み付いています。



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シッターさんにほおずり・・・飼い主としてはフクザツな心境(^_^;)。







早朝に家に着き、荷解きをしている間に、シッターさんが鍵を返しに訪ねてくれました。ソーキチは少し混乱して、誰に甘えたらいいのかわからなくなってしまって、私にもシッターさんにもシャーっと攻撃をしてきます。



シッターさんの話しによると、ソーキチは比較的お留守番上手だとか。飼い主が長期間留守すると、ご飯を食べなくなったり部屋を荒らしまくる猫ちゃんも中にはいるようです。



お父さんとお母さんが日常的に外出することが多いので、留守番に慣れているのでしょうね、とシッターさん。これなら海外に出かけられても大丈夫ですよとお墨つきをいただきました。



来年も安心して旅に出られそうです。いやその前に・・・来年もまた夏休みが取れますようにっ!!



長いようで短い旅はあっという間。色々あったけど、ちょっぴり泣いたりもしたけれど、怒ったりもしたけれど、やっぱり旅はいいなあ♪。



予想以上に長くなってしまった旅行記にお付き合いいただき、みなさんありがとうございました( ^)o(^ )。


大阪駅前でラーメンで食事とし、たこ焼きをテイクアウトして、とうとう家路へ向かって出発です。



私にとって、この旅の最後の初体験。それは、寝台車で一夜を過ごすことでした。



Rimg0175 寝台急行「銀河」。
 西村京太郎サスペンスの世界のよう。



 中の様子は、こちらのサイトをリンクさせていただきました。
 多少の違いはありますが、こんな感じです。



 想像以上に狭く、大きなバックパックを抱えて、何をどうしたらいいのか、かなり戸惑いました。



夫が上段のベッドを使い、下のベッドの端に荷物を置くことにしました。私は背が低いので、荷物を置いても何とか足を伸ばすことができます。



洗面所を探検しました。冷水機が使用禁止になっています。乗車前、追加の飲みものを買うべきかどうか迷いました。幼い頃に寝台車を経験済みの夫曰く、冷水機があるから大丈夫ではないか、とのことだったのですが・・・。



きっぷ拝見のとき、車掌さんに聞いてみたら、自販機は一切ナシ。設備は必要最低限のものしか置いてないそうです。しかも、次の長時間停車駅は名古屋。夜中になってしまいます。



ショック。手元の飲み物で何とかしのがなければ。たこ焼きをほおばりながら、貴重なお茶をゆっくり味わっていただきました。



この揺れのなかで眠れるだろうか。でも、ほどよい揺れがまるでゆりかごのように、あっという間に眠りにつくことができました。そういえば、以前にフェリーで一夜を過ごしたときも、夫の心配をよそに、酔うこともなく眠れました。そこそっこは意外と乗りものが好きなのかもしれません。



それにしても相変らず我が亭主殿は、どこへ行ってもグッスリです(笑)。このタフさ、少し分けてほしい。



しらじらと夜が明けた頃、自然と目が覚めました。もうすぐ横浜です。横浜から在来線を乗り継いで、ソーキチの待つ家に帰るのです。 


百聞は一見にしかず。まずは車内の様子をご覧ください。



Rimg0174_1 これ、快速なんですよ、快速
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060812_15350001_1 全席指定なので、

 指定券510円を払うだけ。18きっぷで乗れちゃうんです!

 すごくゆったり。豪華。うそみたい~っ!





これだけで驚いてちゃいけません。なんと・・・



060812_161400011_3 展望室まであるんですっ!



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 乗客は窓の外に流れる景色に夢中(^o^)。



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 トンネルに入ると展望台はこんな感じになります。奥には売店が。ビールやおつまみ、お弁当が売ってました。車内販売は回りません。みんなここで購入します。



この快速列車の旅には、さらにもうひとつのサプライがありました。



白浜までの各駅停車の中で、向かいに座っていた(横になっていた)若者が、なんとこの列車でも向かいの席に座っていたのです!! こんな偶然ってあるんですね。さすがに声をかけました。「さっき電車で一緒でしたよね?」と。



それから話しがはずみました。三重出身の彼は列車の旅が大好き。愛読書は鉄道ジャーナル(?)のようです。今日も日帰りで三重からの列車の旅を楽しんでいるとか。



大阪の天王寺に向かう快速列車の旅はおよそ5時間。でも、展望室と彼のおかげでこの5時間があっという間でした。これまでの旅の写真を見せ合ったり、お互いのことを話したり。メールアドレスも交換しました。



今回の旅はこんな出会いがたくさん。屋久島の大学生とも帰宅後に連絡をとりました。旅での出会いって、格別な思いがあります。



夜の8時。天王寺駅に到着しました。このまま三重へ帰る彼と別れを告げて、私たちは大阪駅へ向かいます。いよいよ帰宅の途です。



初めて見るもの、感じるもの、体験するものがたくさんあった旅でした。

でも、私の「初体験」は、これで終わりではありません。最後のひとつがまだ残っているのです。


白浜までの各駅停車は2両編成。ワンマン運転・ほとんどが無人駅なので、運転席のすぐ後ろに料金箱があり、降車は1両目のみで行なわれます。



060812_13230001 そんなわけで、乗客は1両目に集中、2両目はガラ空き。ビールでほろ酔い加減の亭主は、シートを占領して爆睡です。



 しかし周りを見渡すと、みんな同じように爆睡中です。目の前のシートでも、JR時刻表の大型版を手にした若者がシートに横になっています。18きっぷの旅を楽しんでいる人、けっこう多いのですね。のどかです。



 白浜に到着。午後の2時。とにかく暑い。この日の気温36度。ひと風呂浴びたい。



駅に併設されている観光センターで温泉の情報を仕入れたのですが、駅の近くに温泉がなく、バスで15分ほどかかるそうです。



次の列車の接続まで1時間ちょっとしかありません。しかもバスの本数も少ない。これでは温泉はムリだなと思いました。しかし夫は粘ります。別の観光案内所で、バスで5分のところに温泉を見つけてきました。



しかし私は渋い顔。だって、バスの発車から次の接続まで1時間しかないんです。行って温泉に入って戻って荷物を引き取って電車に乗り込むなんて、絶対ムリだと思ったから。しかし夫は強行する様子で、バスに乗り込みます。以下、夫婦の会話。



妻: 「1時間もないんだよ。無理だよ」。
夫: 「大丈夫だよ、間に合うよ」。
妻: 「あなたは大丈夫かもしれない。でも私はムリ。男と女とではお風呂の長さが違うんだよ」。
夫: 「そんなに変わらないよ」
妻: 「変わるよ。少なくとも私は1時間で帰れる自信がない。次の列車に間に合わなかったらどうするのっ!?」



そうなんです・・・私たちはいつもこんなことでケンカをするのです。
読者の皆さん、夫のほうが計画をきっちり立てて慎重に行動し、私のほうがケセラセラでおおらかな性格に思われるでしょうが、実は正反対なのです。

私は常に計画を立てて時間に余裕をもって行動したい。でも夫は時間の逆算が苦手で、ギリギリになって動くほうなのです。旅にしても、彼は本当は行き当たりばったりが好きなんです。もし休暇が1ヶ月以上だったら、嬉々として計画ナシの旅に出発するに違いありません。



Rimg0167 けっきょく温泉は中止。駅前のお土産屋さんをブラブラして、キンカンジュースと夏みかんミックスジュースを飲みました。白浜=和歌山の名産です。1時間はあっという間でした。





実は、どうしても次の列車に乗り遅れたくない理由があったのです。次の列車は臨時快速きのくにシーサイド号。この列車は特別なのです。次の記事をお楽しみあれっ!!


Rimg0160 そこそっこがぐっすり夢の中の夜明け、夫は密かに宿を抜け出して朝日の写真を撮りに行ってました。



今日は、この旅最後の世界遺産、熊野を見学です。



Rimg0161 熊野那智大社から見た那智大滝です。ずいぶん高いトコロから落ちてますね。この高さから滝を浴びたら相当痛いでしょう(いや死ぬかもしれないです)。



 熊野大社は不思議なところ。神仏融合により、神社とお寺が並んでいるんです。神社を参拝したあと、お寺で手を合わせました。



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熊野古道です。足が痛くなければ歩いたのに・・・。



 パンフレットなどの写真では、この風景に霧がかかっていて、何とも幻想的。早朝だったらそんな姿が見れたかもしれません。





ところで、熊野古道ってなに? という方のために、夫が作った旅のしおりから解説を抜粋。



「熊野には、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山と呼ばれる熊野詣の巡礼目的地があり、その参詣道を「熊野古道」というらしい。
道は大きく紀伊半島の東海岸沿いから大社まで、西海岸沿いから大社まで、真ん中を南北に高野山から大社まで3つあり、さらに枝分かれしてそれぞれが長い。
実は世界遺産に登録されたのはその中でメインルートとして使われていた「中辺路」の一部だけ。中辺路は長く体力もいる。しかし、世界遺産に登録された部分だけが熊野じゃなかろうと考えるので、かなり短くて趣のある路を選んでみた。
熊野川の上流にある熊野本宮大社もさびれた威厳のある風貌をしているから捨てがたいものがある。」



しっかり歩けば、こんな風景も見れたのかもしれません。



昼前にレンタカーを返却して、18きっぷで白浜に向いました。



060812_12110002 電車の中で食べました。クジラ丼です。
 昔、給食に出てきたクジラとは大違い。食べやすいです。



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 めはり寿司の入った幕の内弁当です。めはり寿司とは、高菜の葉を塩漬けにして酢飯にくるんだもの。さっぱりしてておいしいです。







白浜では温泉に入る予定です。しかしこの温泉を巡って、旅の最後の最後に、現地で夫婦喧嘩が勃発しました。その内容は次の記事で。


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