桜の花の咲くころに。。。

桜が咲く時期に生まれました。愛猫のこと、旅行記、その他いろいろ記録。 ※別のブログから引っ越ししたので、リンク先が正確でない過去記事がありますがご了承ください。

カテゴリ: 演劇・ミュージカル

昨日は日生劇場へ「ジキルとハイド」を見に行った。

東日本大震災から昨日でちょうど1年。ソワレ公演だったので、出発前に自宅のテレビで追悼式典を見ながら、地震の発生した時間に黙とうした。


劇場のロビーには花がなく、カーテンコールではキャストの音頭で、追悼の鐘とともに全員で黙とう捧げた。

黙とうをささげるたびに、去年の3月11日を思い出して涙がこぼれそうになった。

我が家はお皿とCDが数枚割れた程度でたいした被害はなかったけれど、9時間以上にわたる停電中は不安でたまらなかった。

闇のなか、小さな懐中電灯の明かりと、ウォークマンのテレビ音声だけが頼りだった。余震のたびに猫を抱きあげて身構えていたので、私の不安が伝わったのか、片腎の猫がトイレをしなくなった。さすがにそのときは「しっかりしなくちゃ!」と自分を叱った。

でも、それ以上に不安だったのが原発事故だった。

映像には、次々と避難を始める人たちの姿が映った。新聞には、残さざるをえなかった動物たちのことを心配する飼い主の記事が載った。

首都圏にも放射能は飛んでくるのだろうか。

同じように避難しなくてはならないとしたら?

車もない我が家は、一日2回のインスリン治療が必要な愛猫を連れて、どこへどうやって避難したらいいのだろうか。

そもそも、猫を連れていけるのだろうか。

もしかしたら、万が一の方法をとることも覚悟しなくてはいけないのか?

そんなことを、本気で考えていた。

わからないということが、こんなにも不安なものだとは思わなかった。


昨日、劇場前では、原発反対・脱原発のデモをやっていた。

原発を取り巻く複雑な経済的・政治的状況を考えると、安易に反対を唱えたくない反面、あの不安だった日々を思い起こすと、デモに混じって、「原発はいや!」と叫びたくなる自分がいた。

そもそも、地震や津波が多く、国土の狭い日本は原発設置に向いていない。

「先生」と呼ばれる人たちのなかで、本質をしっかりとらえ、目先だけでなく遠くも見据え、「国民」のために働いてくれる人はいないのだろうか。


そんなことを考えながらの観劇だったけど、舞台はすばらしかった。久しぶりの「大人のミュージカル」を堪能したという感じ。




知り合いが出演していたので、終演後は差し入れをもって楽屋にお邪魔した。






こういう舞台はいくらでも見たいものです♪(お金の続く限りだけど・笑)





ホワイトデーの夜は、ダンナにソーキチの注射を頼んで、洋楽カラオケを楽しんできました~。



友人と一緒に初めてバーを訪れ、mixiのコミュにも入ったのが2年前。この2年間に、ミュージカル好きの方々によるオフ会が開かれるようになりました。私もそのたびにお誘いをいただいたのですが、なかなかタイミングが合わず、3回目にしてやっと参加表明!



オフ会のタイトルは、Yes!U-can Musical



いや~メチャクチャ笑いました。何にって、有志によるWicked第一幕3連発に。歌だけでなく、魔女の帽子に金髪ウィッグのコスプレまで出てきて。緑の魔女を演出するために、緑のペンライトで顔を照らしながら歌ったところなんて、涙が出るほど笑いましたよ。みなさんかなりのエンターテイナーなんですよ~。



そして私の歌った曲リスト。



[E:karaoke]Don't Cry For Me Argentina (Evita)
[E:karaoke]What I did for love (A Chorus line)
[E:karaoke]Wishing You Were Somehow Here Again
  (Phantom Of The Opera)
[E:karaoke]The Movie In My Mind (Miss Saigon)



昨年10月に音楽教室を辞めて以来ほとんど歌ってなくて(カラオケも1回行ったきり)、声が出るかなとちょっと心配だったのですが、とにかく明るくて楽しい雰囲気のおかげで、リラックスして歌えました[E:note]



ぜひまた次回も参加したいな~。レパートリーも増やしたい。さっそく翌日、ミュージカルCDを何枚かレンタルしてきました。



今一番マスターしたいのが、レ・ミゼラブルの『On My Own』。残念ながらレンタルはなかったけど、You Tubeで見つけました。歌っているのは、Miss Saigonのロンドンオリジナルで主役のKimを演じたLea Salonga。フィリピン出身のミュージカル女優さんです。おそらく、レミゼ10周年記念コンサートのときの映像ではないかと。



You Tubeの動画アップがうまくいかなかったので、こちらへジャンプしてください[E:sweat01]いい声です。聞き惚れます~。CDかDVDが欲しいなあ。


ローリング・ストーンズ世代を模した衣装、「風の谷のナウシカ」の世界を思わせるレトロな美術、なぜか小道具に携帯電話やミニパソコン、オープニング・エンディングテーマはロック。伝統とは程遠いイングランド王宮の風景。宣伝ポスターのイメージとはまったく違った舞台がそこにありました。



それなのにちゃんと古典なんです。ちゃんとシェイクスピアなんですよ。なぜなら役者さんたちがあの難解な台詞に操られず、それぞれの役になりきり、台詞を操っていたから。



昨年のことですが、テレビでこの舞台の制作記者会見をやってまして、タイトルロールを演じる古田新太が「台詞が多すぎて・・・ちょっと減らして欲しいです」。ヒロインの安田成美が「なんでこの役を引き受けちゃったんだろうって後悔しています」というコメントを聞き、これはぜひ観てみたいって思いました。



古田新太演じる極悪非道のリチャード三世。一緒にテレビを見ていたダンナも興味をそそられたみたいで、今回も苦労してチケットを手に入れてくれました。



そしてついには我が家にも同じポスターが貼られ、
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日々古田リチャードに思いを馳せることとあいなり、



上演時間トータル4時間という情報におののきつつも、



本番を迎えたのでありますが・・・・・・・。







4時間なんてあっという間でしたね。



特にリチャードVS女性陣の掛け合いが最高。言葉巧みに未亡人たちを悪の道へと誘うリチャードのふてぶてしさ、そして不幸になると知りながらその巧みな台詞(まさに台詞です!)にたぶらかされる女たちの絶望が、膨大な台詞と演出のなかに見事に表現されていました。



(役者さんたちはどこでブレスしてこの長セリフをしゃべってんだろうと、マニアックなところを見てしまいました。皆さんすごい肺活量です)



シェイクスピアの言葉の掛け合いがこんなに美しくて面白いものだとは・・・・。
いつか原著と翻訳を読み比べてみたいって思いました。複数の訳書を読み比べるのも楽しそうです。



休憩時間に「面白いよ~、プログラムが欲しいよ~」と夫におねだりしちゃったくらい、久々のメガヒットでした。例のごとくソーキチの注射があるので、やすべえのラーメンで素早い夕食をとりつつも、心はずっと夢のなか。



いのうえひでのり演出の他のシェイクスピアも見てみたいなあ。


今更ですがあけましておめでとうございます!
今年もこちらは旅行やイベントの備忘録ブログになりそうです[E:coldsweats01]。



さてさっそく年明けの一大イベント、舞台冬の絵空を観に行ってきました。忠臣蔵をモチーフにした時代劇。舞台で時代劇を見るのは久しぶりで、果たして楽しめるのかちょっとドキドキ。



でもそんな心配は杞憂に終わりました。忠臣蔵をこれまでと別の角度で解釈し、時には笑いを織り交ぜ(生瀬さんの迫力はさすが!)、最後は「何が本物で何が偽者か」という難題を投げかける。



途中で15分の休憩をはさみ、上映時間2時間半だったのですが、けっこうあっという間に終わりました。最後の桜が咲き散るシーン、すごくきれいだったなあ。桜の余韻にひたりながら食事をし、家路につきました。



1階の最後列だったのですが、世田谷パブリックシアターは想像以上にこじんまりした劇場だったし、通路にはみ出した中央寄りの席だったので、舞台も役者さんの顔もしっかり見えました。2階、3階席は柵が低いので、高所恐怖症の人には前列はちょっと辛いかも。



実はこのチケット、夫からの2008クリスマスプレゼントなのです。私がこの舞台を見たがっていることを知って、苦労してチケットを手に入れてくれました。



でも私はそんな事実をクリスマス当日までまったく知らなかったのです。自宅でのクリスマスディナーも終わり夜もふけ、ふとCD棚を見たら、そこには舞台のチラシが。しかも手書きで“メリークリスマス2008byサンタ”の文字。チラシの裏には別紙で作ったポケットがあり、その中にチケットが2枚入っていたのです!



嬉しさのあまり思わず叫んだ瞬間でした。今年はいいことがいっぱいありそうです[E:note]。




6月の舞台「かもめ」についてやっと書こうと思います。今更とおっしゃらず、どうかお付き合いください。(チケット取得までの経緯はこちらで)。



赤坂ACTシアター赤坂サカスにあります。TBSの劇場といってもいいのでしょうか。最近できたばかりで、こけら落としは宮本亜門演出の「トゥーランドット」だったそうです。



080628_17240001 開場するとさっそく人波が。
「女性客ばっかだなあ」と夫。しかも割りと年配の方が多い。「かもめ」は作品そのものが有名な古典ですから、これまでもたくさんの役者さんが演じています。色々な「かもめ」を見比べて楽しんでいる方が多いのかもしれません。



劇場は満席。2階席まである大きな劇場でストレートプレイを見るのは初めてかも・・・。



そしていよいよ開幕です。



昔々、別の役者さんたちが演じる「かもめ」を観たことがありますが、そのときよりも数倍も面白かった今回の舞台。



何が違うのだろう。



新訳を採用、役者の違い、舞台装置の違い、色々と違うところはあると思います。



でも一番大きいのは、見る側である私自身の゙内面"の変化なのです。



「かもめ」は今から100年以上も前に書かれた古典であり、そのテーマは希望と絶望、生と死を扱ってかなり哲学的。ストーリーそのものより、登場人物の内面の葛藤をえぐり出した作品です。



若い頃にはこのテーマが退屈で難解でした。ところが十年以上を経て改めてこの芝居を観ると、このテーマがすごく深くて面白いっ!



いや私もそれなりに年齢と経験を重ねてきたってことですね~
漠然と歳をとってきたわけじゃないってことがわかって、ちょっと安心しました。



年齢と経験、これは演じる側にも影響するようです。



チエーホフの作品はセリフが長いので、役者はときに言い回しで精一杯な状態になりがち。



しかし、鹿賀丈史・麻美れいコンビのお芝居はさすが。あの長いセリフをリズミカルに見事に語り、大人の妖艶な雰囲気さえもを十分にかもし出していました。



一方で藤原竜也・美波の若いコンビ。決してヘタではないんですよ。でもやはり「深み」は上の両氏にはかなわない。でもそれは恐らく、これまで積み重ねてきたものの違いなのでしょう。今後を大いに期待したい二人です。



ちなみに私たちの席は1階、比較的前列のど真ん中。カーテンコールで、藤原竜也くんが私の真正面に・・・[E:heart02](夫の心の声:「チケットを取ったのは誰だ?[E:gawk]」)



さて、観劇を終えて、ほくほく気分で夕食。
といっても、ソーキチの注射の時間が迫っているので、手早くおいしくラーメンといきますか。ラーメン屋さんはいずこに?



赤坂サカスの道端にある案内板、すごく便利ですよ。色々なお店がタッチパネルで検索できるのです。地図まで出してくれちゃう。(コレと同じものかな?)



私たちのお気に入りのやすべえがありました。ラッキー[E:note]


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